この記事では、pythonで指定範囲内の整数乱数を発生させる方法をご紹介します。
エクセル関数でいうRANDBETWEEN関数のようなものですね。
ランダムにデータを作ったり、データを選択する際に役に立つスキルです。
意外と使いどころがあるので、ぜひやり方を覚えておきましょう。
それでは早速やっていきましょう。
使用するライブラリ
整数乱数を発生させるには、randomというライブラリを用います。
randomは標準ライブラリですので、python環境さえあれば誰でも使用できるはずです。
まずは
import random
を実行し、問題なくインポートできるか確認してみましょう。
整数乱数を発生させる方法
pythonで整数乱数を発生させるには、先ほど紹介したrandomライブラリの中に入っているrandintというスキルを使用します。
randintの使い方は以下の通りです。
例:a=random.randint(0,10) ⇒0~10の乱数を発生
randintスキルの使用例
使い方がわかったところで、実際に使ってみましょう。
今回は以下のコードを実行してみます。
import random
list_rnd=[]
for i in range(10):
aaa = random.randint(1, 10)
list_rnd.append(aaa)
print(list_rnd)
やっていることとしては、以下の通りです。
- ライブラリをインポート
- 発生させた乱数を入れておくリストを作成
- randintで乱数を生成
- 生成した乱数を2のリストに追加
- 3&4を10回繰り返し
- リスト内の数値を表示
先ほどのコードを実行すると以下の結果が表示されました。
きちんと1から10までの数値がランダムに入っていることがわかると思います。
ついでにもう少し応用事例をご紹介しておきましょう。
次は以下のコードを実行してみます。
import random
list_rnd=[]
for i in range(10):
aaa = random.randint(1, 10) /10
list_rnd.append(aaa)
print(list_rnd)
こいつを実行すると以下の結果が得られました。
このように、randintの算出結果を10でわることによって、整数以外でも乱数を自由に生成することが可能です。
このスキルは私がAIの学習データを適当に水増ししたりする際によく使います。
結構便利なので、ぜひ覚えておきましょう。
おわりに
というわけで今回は指定範囲内の整数乱数を発生させることができるrandomライブラリのrandintの使いかたをご紹介しました。
様々な場面で活躍しますのでぜひマスターしておきましょう。
このように、私のブログでは様々なプログラミングスキルを紹介しています。
今は仕事中で時間がないかもしれませんが、ぜひ通勤時間中などに他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
⇒興味をもった方は【ヒガサラ】で検索してみてください。
確実にスキルアップできるはずです。
最後に、この記事が役に立ったという方は、ぜひ応援よろしくお願いします。
↓ 応援ボタン
にほんブログ村
それではまた!
Follow @HigashiSalary
コメント