openCVはフリーウェアであるにも関わらず、マニアックな画像処理が可能であり、画像認識などのAI開発にも用いられています。
非常に人気のモジュールであるため、使ってみようとしているひとは多いのではないでしょうか。
数か月前の私もそんな人間の一人でしたが、私がopenCVをインストールする際、非常に苦戦しました。
同じように苦戦している人は多いと思いますので、今回は私が体験した
◆openCVインストールの失敗手順
◆openCVインストールの成功手順
の2についてご紹介します。
私の実行環境
まず始めに、私のopenCVインストール環境は以下のような感じです。
この環境と違う人は、私と同じ状況が起きるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
◆Windows10 64bit
◆anaconda3.7
◆intel CPU
openCVインストール失敗手順
まず始めに失敗手順をご紹介します。
私はネットの多くのブログで紹介されていた、
(anacondaプロンプト上で)
pip install opencv-python
を実行しました。
するとなにやらよくわからない文章と一緒にerrorの文字が。
なんのことかよくわかりませんでしたが、とりあえず失敗したことは確かな模様。
実際にpythonを起動してimport cv2を実行しましたが、当然できるはずもありませんでした。
※後日ブログ用画像を取得するために別PCにて再現しようとしましたが、なぜか
pip install opencv-python
で問題なくインストールできてしまいました。
(同じWIndows10 64bit intelCPUであるにも関わらず。)
というわけで、私と同じ環境だとしても、ダメもとでまずは
pip install opencv-python
を試してみることをお勧めします。
「すでにその方法は試したけどダメだったよ。」
という方は、以下の方法をトライしてみてください。
openCVインストール成功手順
Python Extension Packages for Windows – Christoph Gohlke
まずは上記のサイトからご自身の環境に一致するものをダウンロードします。
64とか32はビット数、cpの後の数字はpythonのバージョンです。
ダウンロードが終わったら、anacondaプロントを起動し、先程ダウンロードしたファイル(※.whl)が置いてあるディレクトリに移動します。
そして最後に以下をコマンドを実行します。
pip install ※.whl
※は先ほどインストールしたファイル名
私の場合は、これで無事インストールが完了しました。
終わってみればあっさりしたものですが、この手順の中で私を悩まされたものは、先ほど紹介したインストーラーリンクのなかに記載されているamdの文字です。
私はintel CPUなのでamdという文字がついたものはマッチしないのではないか?と考えていました。しかし、私のPCである64bitに対応しているインストーラーはamdという文字がついているものしかなかったのです。
要は私のPCにマッチしそうなインストーラーがなかったわけです。
小一時間悩んだ結果、とりあえずやってみるか!ダメならアンインストールすればいいし!というノリでamdの文字が付いている64bitのものを選択しました。
結果的にもなんの問題もなし!!
普通にopenCVが使えています。
おわりに
というわけで今回は私がpython環境にopenCVをインストールした際、
〇失敗した手順
〇成功した手順
をご紹介しました。
この記事が同じように悩んでいる方に参考になれば幸いです。
私のブログではopenCVに関する様々なスキルをご紹介しています。
興味があればぜひ他の記事も読んでみてください。
それではまた!
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