この記事では、VBAを使ってセルの幅を一括変更する方法をご紹介します。
具体的には、
◆セルの幅を直接指定してあげる方法
◆文字数に応じて幅を自動調整する方法
の二つをご紹介していきます。
VBAでデータ整理などを行った後の、最後の見栄え調整にぜひご活用ください。
それでは早速やっていきます!
はじめに
今回はサンプルデータをして以下のようなデータを準備しています。
このデータに対して、冒頭に説明したように
◆セルの幅を直接指定して変更
◆文字数に応じてセルの幅を自動調整
という2パターンをVBA上で実演していきます。
それでは実際の作業にうつっていきましょう。
列の幅を指定する変更するVBAコード
まずは列幅を指定して変更する方法です。
◆VBAコードサンプル
Columns(“A:H”).ColumnWidth = 10
このコードを実行することで、A列からH列までをセル幅10に変更することができます。
指定列の範囲や幅を変更したい場合は、コードを適宜変更してご活用ください。
※ここで豆知識。
この10という数値の単位をご存じでしょうか?
この数値をざっくり説明すると文字数のことです。
以下の画像は列幅8.08のセルに小文字の英字を入力した例です。
8文字入れてほぼぴったりになっていることが確認できます。
余談はこのくらいにして、先ほど紹介したコードを実行してみましょう。
以下のようにA列からH列までの幅が同じ幅で変更されました。
◆変更前(幅=8.08)
◆変更後(幅=10)
H列を見ていただけると少しだけ余白が大きくなっていることがわかると思います。
列の幅を文字数に応じて自動調整するVBAコード
次は列幅を文字数に応じて自動調整する方法です。
◆VBAコードサンプル
Columns(“A:H”).EntireColumn.AutoFit
このコードを実行することで、A列からH列までのセル幅を文字数に応じて自動変更することができます。
先ほどと同じデータに対して、このコードを実行してみましょう。
◆変更前(幅=8.08で一定)
◆変更後(文字数に応じて自動調整)
しっかりと文字数に応じてセル幅が調整されていることが確認できました。
おわりに
というわけで今回はVBAでセルの幅を一括変更する方法をご紹介しました。
知っておくだけで、シートの見栄えを簡単に変更できるはずです。
ぜひご活用ください。
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