この記事では、VBA上でセルにコメントを付け加える方法をご紹介していきます。
わずか数行のコードで完了できますので、ぜひやり方を覚えておきましょう。
それでは早速やっていきます!
セルにコメントを付ける方法
セルにコメントをつける方法は以下の通りです。
With Range(“指定セル”)
.AddComment
.Comment.Visible = False or True
.Comment.Text Text:=”コメント”
End With
ここで以下の
.Comment.Visible
の部分をFalseにすればコメントが非表示状態、Trueにすれば表示状態になります。
ここからは実際の使用例を見てみましょう。
非表示コメントを付ける方法
まずはじめに、非表示のコメントをつける方法をご紹介していきます。
非表示設定にしておくことで、以下のように通常はセルの右上に赤いマークが表示され、(A1セルにコメントを追加しています。)
カーソルを該当のセルに移動させた場合、以下のようにコメントが出現するようになります。(画像上カーソルは見えていませんが、A1セルにカーソル移動した状態です。)
この作業を再現するコードは以下
◆非表示コメントを追加するVBAコード例
Sub cell_comment1()
With Range("A1")
.AddComment
.Comment.Visible = False
.Comment.Text Text:="コメントテスト"
End With
End Sub
次は表示設定のパターンを見てみましょう。
表示コメントをつける方法
さっそくですが、表示設定のコメントを追加するVBAコードは以下の通りです。
◆表示コメントを追加するVBAコード例
Sub cell_comment1()
With Range("C1")
.AddComment
.Comment.Visible = True
.Comment.Text Text:="コメントテスト"
End With
End Sub
上のコードを実行すると、以下のようになります。
(先ほどのコードの続きで実行しています。)
今回はどこにカーソルを置いていてもコメント表示設定しているC1セルは常にコメントが表示されている状態になっています。
おわりに
というわけで今回はVBAでセルにコメントを追加する方法をご紹介しました。
複雑な処理をしても、要所要所でコメントを付け加えておけば、あとで見たときに何をしたのかを確認できて便利なはずです。
ぜひご活用ください。
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