「表形式のテキストファイルをエクセルに張り付けたら、一列に全部収まってしまう。区切りごとにセルを分割するにはどうしたらいいんだろう。」
この記事ではこんな悩みを一瞬で解決します。
◆この記事で紹介する内容
①テキストを張り付けたら以下のように一列に全部入っている状態
②そこから以下のようにセル分割する
あなたのやりたいことと一致していれば、ぜひ続きをご覧ください。
それでは早速やっていきます!
セルデータを内部で区切る方法
ここからは実際の手順に移っていきます。
今回は以下のようにA1セルに区切られていないデータが張り付けられている状態を想定してやっていきましょう!
※今回使用するデータはいくつかのスペースで区切られていますが、
タブ、セミコロン(;)、カンマ(,)など様々な区切り用文字に対応できます。区切り文字の選択に関しては後程ご紹介します。
◆手順①区切りたい領域を選択
まず始めに以下の画像のように、区切りたい領域をドラッグして選択します。
◆手順②データタブ⇒区切り位置を選択
次はデータタブの中の区切りを選択します。
以下の画像を参考に選択してください。
※ここですこし話はそれますが、このセル内部の分割作業を頻繁に行うという方に、便利な情報をご紹介しておきます。
ここで紹介したデータタブ⇒区切り位置を選択するという作業はマウスを使わず、キーボードだけで選択することが出来ます。
その方法についても少し触れておこうと思います。
◆番外編:キーボードだけでデータタブ⇒区切り位置を選択する方法
①の分割したい領域を選択している状態で、AltキーまたはF10キーを押します。
すると以下のように各タブの上にアルファベットが浮かび上がります。
⇒今回はデータタブを選択したいので、対応するAをキーボードで打ちます。
すると以下の画像のようにデータタブが選択された状態になっています。
また、先ほどと同じように各ボタンにアルファベットが振り当てられています。
ここでは、区切り位置を選択したいので、対応しているEをキーボードで打ちます。
これでこの手順でやりたかったことである
データタブを選択⇒区切り位置を選択という工程を行うことが出来ます。
※慣れるとマウスを使うよりも確実に早いので覚えておきましょう。
◆手順③区切り方を指定する
手順②までを終えると以下のようなウィンドウが出現しているはずです。
ここではコンマやタブなどの区切り文字・・・という方を選択します。
⇒選択したら次へ。
※この部分の選択も、各選択肢の横のアルファベット(今回はD)をキーボードで打ってあげれば選択することができます。
また、アルファベットだけでなく、キーボードの矢印↑↓でも選択できます。
こちらの方が早いので、ぜひキーボードを活用しましょう。
すると次は、以下のウィンドウが出現します。
ここであなたが張り付けたデータの区切り文字を選択します。
今回はスペース区切りなのでスペースにチェックを入れます。
(ここもキーボードのSを打てば選択できます。)
ちなみにここは当てはまるもの以外を選択していても全く問題ありません。
選択できたら完了を押します。(もしくはエンターキーを2回)
すると以下の画像のように、一列にまとまってしまっていたデータが各セルに分割されて記入されているはずです。
手順は以上です。
ここまでをマウスなしで最速手順でやる方法をサラッとおさらいしておきます。
⓪分割したい領域を選択する
①AltキーまたはF10キーを押す
②キーボードのAを押す
③キーボードのEを押す
④キーボードのDを押す⇒エンターキー
⑤キーボードのSを押す⇒エンターキーを2回
(⑤は対応する区切り文字によって変わります。)
おそらく慣れれば3秒くらいで完了できるはずです。
忙しい時には非常に役に立ちますので、ぜひ普段からキーボードを使う癖をつけておきましょう。
※ちなみにこの作業を一度やっておけば二回目以降はふつうに張り付けただけで、勝手に区切って状態で張り付けてくれます。
また、区切らない状態に戻したい場合は、一度エクセルをすべて閉じて開きなおすと、また一行にすべて収まるように戻っているはずです。
おわりに
というわけで今回はテキストデータを張り付けたあとにセルごとに分割する方法についてご紹介しました。
また、この状況に頻繁に出くわす人に向けて、キーボードだけで一瞬でこの作業を完了させる方法についてもあわせてご紹介しました。
ぜひこの記事の内容をマスターしておき、日々の業務を効率化していきましょう。
このように私のブログではエクセルスキルはもちろん、様々なプログラミングスキルを紹介しています。
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