こんにちは、ヒガシです。
今回はエンジニアが「出来ない」と言うことについてお話していこうと思います。
エンジニアをやっていると、高すぎる目標設定、短すぎる納期、少なすぎる予算などの理由で明らかに達成不可能に思えるプロジェクトに遭遇することはよくありますよね。
今回は、そんなときにエンジニアが簡単に「出来ない」と言うべきではない、というテーマでお話していきます。
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はじめに
先日久しぶりに実家に帰りまして、実家の本棚にある一冊の本が目に留まりました。
その本が以下です。
自動車メーカーマツダのエンジニアの方が書かれた本ですね。
「答えは必ずある」
この手の本はあまり読んでこなかったのですが、内容が面白くて一瞬で読破してしまいました。
そしてこの本の内容はエンジニアとして心に留めておくべきであり備忘録として残しておきたいと思ったことがこの記事を書くに至ったきっかけです。
※以降紹介する内容は本の中身を参考にしていますが、あくまで私が感じたことを私の言葉で書いていきますので本の内容と多少の相違があることはご理解ください。
「答えは必ずある」の意味
まず本のタイトルである「答えは必ずある」とはどういうメッセージなのかを解説していきます。
これはどんな難解な問題でもいつかは必ず解決するとかそんなありきたりな意味ではありません。
かなり乱暴に言うと「不可能だ、出来ない。」って言うなってことです。
答えは必ずあると信じて取り組め、ということです。
「出来ない」と言ってはいけない理由
ではその理由はなんでしょうか。
それはあなたが出来ないと言ったことを誰かが出来たら悔しいからです。
そしてその気持ちが最終的にどこに向かうかと言うと、出来ると言った人の足を引っ張りだすということです。
これは言うまでもなく組織として良くない状態ですし、エンジニア個人としても美しくありません。
エンジニアなら出来ると信じて技術を磨く方がよいに決まっています。
本当に出来ない案件はどうすべきか
とは言え仕事をしていると明らかに不可能な案件に遭遇することもあると思います。
そんなときは、いつまでに、どこまでなら、何があれば出来るのかを考えましょう。
要は
「こんなスケジュールでここまでやるのは不可能だ。」
と言うのではなく
「ここまでならこのスケジュール内で出来る。そのためにこれだけのリソースを確保してくれ。」
と言うのです。
この方が良き社会人であり良きエンジニアであることは言うまでもないでしょう。
おわりに
というわけで今回はエンジニアが「出来ない」と言うべきではない理由についてお話しました。
とは言え、いますよね。
出来ない理由をならべるだけのエンジニア風評論家は。
「出来ない」と発言してしまうことが、エンジニアから評論家になってしまう第一歩である。
これを心にしっかりと留めて今後もエンジニアをやっていきたいと思います。
それではまた!!
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