こんにちは、ヒガシです。
今回はプログラミングスクールには行く価値があるのか?というテーマについて私の経験を踏まえてお話できればと思います。
まず初めに私の簡単な自己紹介から。
★機械系エンジニア
⇒大学も機械系専門で社会人になるまでプログラミング経験はゼロ
★業務を通してエクセルVBA, Pythonを独学で習得
⇒プログラミングの基礎を習得した後にAI分野のスクールを受講
★スクールにてHTML, CSS, JavaScript等のWeb系スキルを習得
⇒まだまだ基礎を学んだところです。仕事に使うのはこれから。
上記のとおり独学でプログラミングを学んだ経験もありスクールで教えてもらった経験もある、ということで、これらの経験を踏まえて今回のテーマである「プログラミングスクールなんて行く価値があるのか?」について話していきたいと思います。
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プログラミングスクールなんて行く意味があるのか?
「プログラミングスクールなんて行く必要はない。ネットの情報や数千円の書籍だけで十分習得できる。」
スクールに通った経験がなく、独学だけで学習していた1年ほど前まではこのように考えていました。
しかしながら、スクールを経験した現在では、
「お金に余裕があり心から学ぶ意欲があるのであれば行く価値はある。」
という考えに変わりました。
以降、これらの心境の変遷を振り返ってみます。
なぜスクールに通い始めたのか?
そもそもスクールなんて行く意味がないと考えていた私がなぜスクールに通い始めたのかというと、シンプルに会社が受講費用を出してくれたからです。
というのも行く必要がないと考えていた大きな理由が高額な受講料のためです。
もちろん値段はピンキリだとは思いますが、書籍だけで独学するよりは高いのは明らかです。
「続けられるかもよくわからないのにそんなお金をかけてまで・・・」という気持ちが強かったように感じています。
しかしながらタダなら話は別でしょう。
タダで学ぶ機会があるなら当然学びます。
ということで私のスクールへの扉は開かれました。
スクールに通ってみての感想
それではスクールに通って感じたことをいくつか紹介したいと思います。
★いつでも質問できるので学習効率が良い
Web系スクールに通っていた時の話になりますが、私にとってWebの分野はまったく未知の分野だったため、初めは何から始めればよいかさっぱりわかりませんでした。
しかしながらスクールにはメンターといわれるアシスタントのような方がおり、チャットで質問すると1時間くらいで返信が来て問題が解決するので、基礎スキルを構築する段階においては非常に役立ちましたね。
★実演動画がわかりやすい
独学で学習するとどうしても文章をベースに静止画像を見ながら学習という流れになってしまいますが、スクールが準備してくれている動画ではスキルを実演しながら解説してくれるので理解はしやすかったように感じています。
また要所でクイズのようなものも出題されますので自分がちゃんと理解できているかを確認できるのもよかったですね。
★課題を解決することで実際の力に変わる
私が通っていたスクールでは課題が出題され、それをクリアしないと次に進めなかったので嫌でも自分で手を動かす必要がありました。
そういった半強制的にでも手を動かすことによってスキルが習得したと感じています。
やはりスキルを身に着けるには自分で手を動かして実践するしかありませんからね。
なのでスクールを選ぶ際は簡単に卒業できない、ある程度の難易度があるところに行くのが良いと思います。
スクールをお勧めしない人
ということでスクールの良い点を述べてきましたが、それでもやはりスクールを万人にお勧めはできないと感じています。
ということでスクールをお勧めしない人をいくつか取り上げたいと思います。
スクールをお勧めしない人①そもそもお金に余裕がない人
冒頭にも述べた通り、スクールは結構高いです。
出世払いとかいろいろな支払い方法がありますが、そこまでして行くのはリスクが大きいと思います。
「どうしてもスキルを身に着けて人生を変えたい!だからこの費用は必要なのだ!」
と思うのは良いですが、それだけのやる気があるならまずは書籍で十分です。
書籍だけだと学習できないなんてことは一切ありません。
スクールのメリットは効率的に学べる、この一点のみですから。
スクールをお勧めしない人②忙しくて学習時間を一切とれない人
スクールに通えば書籍だけで勉強するよりは効率的であるとは思いますが、そうはいってもある程度の時間を投下して学習しないとスキルなんて絶対に身に付きません。
「効率的に学びたいからスクールだ!でも勉強する時間はない。」
なんていうことにはならないように私生活の一部を学習時間に投下する絶対的な自信がなければスクールに申し込むのはやめましょう。
ちなみに私はスクール受講中は毎日4時に起きて2時間勉強してましたね。
スクールをお勧めしない人③年収を上げることが目的な人
「エンジニアに転職して年収アップ!」
なんてキラキラした広告にひかれてスクールに興味をもった人にもお勧めはしません。
ここからは完全に私の主観ですが、エンジニアにとって最も大事なのは、「何かを創りたいという熱い気持ち」です。
この気持ちがスキルや知識を習得する際に大きなモチベーションになります。
このモチベーションがなければ毎日数時間勉強なんてできないと思います。
単に年収を上げたいだけならエンジニアである必要なんて一切ありません。
安易にスクールに申し込む前に、自分は何になりたいのか?何がしたいのかはよく考えるようにしましょう。
私が通ったプログラミングスクール
ここまで読んだ方の多くは辞めておこうかな?と思っていると思いますが、それでもまだ興味がある人のために私が受講したスクールをご紹介したいと思います。
◆Udacity
Udacityは全世界に展開されており、アメリカにおいてその講座はnanodegreeと呼ばれる一種の学位として認めらています。
受講完了すると修了証明書が発行されるので、転職活動や昇給試験にも使えそうですね。
私は毎朝4時とかに学習していたのですが、Udacityのメンターは世界中にいるのでどんな時間に質問してもすぐ回答が来たのは非常にありがたかったですね。
ただしUdacityのコンテンツはすべて英語です。
ご自身の英語力を考慮の上、受講しましょう。
以下、私がUdacityを受講した時の体験記です。
【Udacity】Front end web developer nanodegreeを受講した感想
◆Aidemy
Aidemyは東大発のベンチャー企業で質の高い動画コンテンツを準備してくれているオンライン講座です。
Pythonプログラミングの基礎からAIの分野まで学べます。
私もAIの基礎の部分はAidemyで学び、日々の業務に活かされています。
実際に手を動かさせる工夫もあるので一度覗いてみてはいかがでしょうか。
こちらはもちろんすべて日本語なのでご安心ください。
AIを学ぶならアイデミープレミアム
その他良さげなプログラミングスクール
その他にも私は受講したことはないですが、良さげなスクールを紹介しておきます。
◆TechAcademy
言わずと知れた業界最大手のスクールですね。
AI系、Web系、動画編集等いろいろなコースがあるので興味がある分野があれば一度覗いてみるのも良いでしょう。
テックキャンプはWeb系のイメージが強かったですが、最近AI系コースも設立されたみたいですね。
テックアカデミーもテックキャンプも厚生労働省から専門実践教育訓練給付金も受け取れるので受講する際はぜひ活用しましょう。
まとめ
ということで今回はプログラミングスクールなんて行く価値があるのか?というテーマでお話しました。
学ぶ意欲&時間があり、費用は多少かかっても良いから効率的に学びたい、こんな方はスクールに通う意味はあると思います。
結局は学習効率と費用との天秤です。
ですがその天秤は学習時間の確保という土台の上に存在しています。
しっかりと土台を確保したうえで学習効率をとるか、コストをとるかをよく考えて受講するようにしましょう。
それではまた!!
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