VBAでコードを書いている際に、
「AB列からBA列までを繰り返し処理をしよう。」
「cells・・・あれ?AB列って右から何列目だ?」
こうゆう時ってありますよね。
数列ならささっと数えちゃいますが、おおくなってくるとやってられません。
というわけでこの記事ではそんな状況を一瞬で解決できる
COLUMN関数をご紹介します。
それでは早速やっていきます!
COLUMN関数の使い方
冒頭にも少し説明しましたが、指定したセルの列番を調べるにはCOLUMN関数というものを使っていきます。
(COLUMNとは、【列】という意味をもった英単語です。)
このCOLUMN関数の使い方は以下の通りです。
使い方①
=COLUMN()
⇒この数式を入力したセルの列番を出力する
使い方に②
=COLUMN(セル指定)
⇒指定したセルの列番を出力する
ざっくりと使い方がわかったところで実際の使用例を見てみましょう。
COLUMN関数の実際の使用例
今回はAB列が右から何列目なのかをCOLUMN関数で確認していみましょう。
※ちなみにAB列はA列から順番に数えていくと28番目に現れます。
⇒AB列にCOLUMN関数を適用したときに28が出力されるはずです。
以下が実際の使用例です。
まずはAB列にいる状態でCOLUMN関数を使ってみます。
しっかりと28が出力されていますね。
このように、()の中身に何も入力していなければ、今いるセルの列数を出力してくれるというわけです。
次にAB列にいない状態で、AB列が何列目なのかを出力してみましょう。
以下が実際の使用例です。
このように、直接セルを指定してあげてもしっかりと列数が出力されます。
わざわざ調べたいセルに移動する必要はありませんね。
というわけで、ここまでが、列数を調べるCOLUMN関数の使い方紹介でした。
VBAでCOLUMN関数を使ってみる
最後に、このCOLUMN関数をVBA上で使ってみましょう。
今回はAB1セルの列数をメッセージボックスで表示させてみましょう。
◆VBAで指定セルの列番を取得するサンプルコード
Sub Column_sample()
MsgBox Range("AB1").Column
End Sub
このコードを実行してみましょう。
きちんとエクセルシート上で算出した28という数値が出力されました。
要はVBA上で指定セルの列番を取得するには、
Range(“指定セル”).Column
たったのこれだけでOKです。
非常に簡単ですね。
おわりに
というわけで今回は指定したセルの列番を取得するCOLUMN関数の使い方、実際の使用例をご紹介しました。
知っておくだけで、日々のエクセル作業を効率化できるはずですので、ぜひ覚えておきましょう。
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