この記事では、マクロ実行中に途中のコードを飛ばして、指定したコートまでジャンプできるGOTO文の使い方をご紹介していきます。
サンプルコートを実際に動かして説明していきますので、初心者でもわかりやすい内容になっていると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速やっていきます!
GOTO文の使い方
まずはじめに、今回の記事の主人公であるGOTO文についてご紹介します。
GOTO文の基本的な使い方は以下の通りです。
間の処理
変数:
これで間に記載されている処理をすっ飛ばすことができます。
この状況だけ見ると
「じゃーコード書くなよ。」
って思われると思いますが、基本的にはGOTO文はIF文なんかと組み合わせて使うことになります。
というわけでここからは、IF文を組み合わせたときの実際の使用例をご紹介していきます。
GOTO文の実際の使用例
今回は以下の画像のようにA1セルになんらかのデータを入力しておき、A1セルのデータが1だった場合はA2セルには何もしない、そうでない場合はA2セルにはtestという文字が入る、という処理をGOTO文をつかってやってみようと思います。
◆GOTO文のサンプルコード
Sub test_goto()
Dim i As Variant
i = Cells(1, 1)
'GOTO文サンプル
If i = 1 Then
GoTo jump_point
End If
'適当な処理
Cells(2, 1) = "test"
'飛ぶ場所
jump_point:
End Sub
今回はGOTO文の出発点と到着点を示すためにjump_pointという文字を使っています。
ここはあなたが処理をしていてわかりやすい文字を適当に使えばOKです。
実行結果は以下の通りです。
◆A1セルが1だった場合
◆A1セルが1以外だった場合
問題なく処理は動いているみたいですね。
(今回は単純なIF文だったので、GOTO文を使う必要はなかったのですが、もっと複雑な分岐条件を扱うような場合だと、このGOTO文は非常に便利ですよ。)
おわりに
というわけで今回はマクロ実行中に指定したコードのところまでジャンプできるGOTO文の使い方をご紹介しました。
知っておくだけで、複雑な処理に対応できるようになりますので、ぜひマスターしておきましょう。
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