この記事では、エクセル上の指定した列を削除する方法をご紹介していきます。
通常のシート上の操作方法に加えて、VBAで同じ作業を実行する方法までを解説していきます。
※この記事の内容を実行すると、列がまるごと消えます。
空欄状態になるわけではありませんのでご注意ください。
それでは早速やっていきます!
エクセルシート上での実行方法
今回は以下の画像のE列を削除してみようと思います。
まずは通常のエクセルシート上での操作方法です。
①削除した列の上にカーソルを移動して右クリック
②メニューの中から削除(D)を選択
たったのこれだけです。
削除を押すと以下のようにもともとE列にあったdata4がなくなっていることがわかると思います。
簡単ですね。
VBAでシートの列を削除する方法
次はVBAで同じ作業を実行する方法をご紹介します。
以下がVBAでE列を削除するサンプルコードです。
(2つのパターンに分けて解説します。)
◆シートの列削除サンプルコード①
Sub Macro1()
Columns("E:E").Delete
End Sub
これはシンプルでわかりすやすいですね。
ちなみにE:Eの部分をE:Fとかにすれば複数の列を一気に削除できます。
◆シートの列削除サンプルコード②
Sub Macro1()
Columns(5).Delete
End Sub
E列は左から数えて5番目なので数値の5を入力しても同じ結果になります。
IF文と組み合わせて繰り返し処理する際には、こちらのやりかたが便利ですので、ぜひ覚えておきましょう。
実行してみましたが、どちらのコードも問題なく動作することが確認できました。
◆追加の豆知識
今回のように列ごと削除したいわけではなく、単に空欄状態にしたいだけであれば、コード上のDeleteの部分をClearContentsに書き換えればOKです。
⇒Columns(5).ClearContents という感じ。
こちらもよく使うスキルですので、覚えてきましょう。
おわりに
というわけで今回はエクセルシートの指定列を削除する方法をご紹介しました。
データ整理をしていると頻繁に出くわす作業ですので、ぜひやり方を覚えておきましょう。
以下の記事は今回紹介したVBAスキルを応用して、条件に当てはまる列だけを一括削除する方法をご紹介しています。
【VBA】条件にあてはまる列を一括削除!サンプルデータを使って実演!
ぜひこちらもご覧ください。
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